山岳部ロゴ.png

一見さんお断り。とても太い人脈で運営させて頂いております。青森の山を登りましょう。

2014 3月

yamanist_検定2_blog

2014/03/06

この冬は早かったのか、遅かったのか…

よく分かりませんが、あと1ヶ月もすれば春がやってきますね。

 

山岳部ではこの冬の間、

「改めてちゃんとヤマについて学ぶ」

という目的のもとヤマニスト検定を行なってきました。

今月は全3回のうち、最後の検定があります。みなさん、ラスト頑張ってみてください!

 

さて、この検定、いくつかちょっとヘンな設定のもとに実施されてますよね。

実はこれにはシカケがあるのです。

まだラストの検定が残っていますが、ブログ更新のために種明かしをしながら色々と考察します。

 

シカケ① テスト開始から終了までのテスト期間が1週間。

 

…なんだか意味不明に余裕がありますよね。マイペースで行なうことができるわけです。

これは「じっくり調べたり、考えて欲しい」と思いました。

実際のヤマに登る際、朝起きて急に思い立ってヤマに行く人はほとんどいないと思います。

大抵の人は登山日を決め、事前に登山口や山小屋の場所、行程時間などを調べてから行きますよね。

検定の場合と言えども状況はそれに近いと思います。

つまり、ヤマニスト検定は「知識」を問うのではありません。

問題に向かって考察したり、調べる「姿勢」を見ています。

ひょっとすると、この検定で十分に調べず、考えないで回答しちゃう人は…

実際のヤマの下調べもテキトーな人なのかもしれませんね〜。

気をつけましょ〜!

 

シカケ② 仲間と相談してもよい

 

えっ、相談してもイイの? ラッキーって思う人もいるかもしれません。

これも実際のヤマに置き換えてみます。

例えば、仲間とヤマに行って道に迷ったとしましょう。

おそらくこれからどうするかを仲間と「相談」するはずです。

『このまま進んでみよう』『いや、戻ろう』『いやいや、無理に動くな』

十分な下調べや経験がないとなかなか、正しい行動には移せないと思います。

さてこの場合、多数決や自信ありげな一人の独断で決めてしまってもいいのでしょうか?

選択の間違いは最悪、全員の死に繋がってしまうかもしれません。

これまでの検定で仲間と相談した方…

相談してしまったがために間違えた人、いませんか…?

 

シカケ③ 合格/不合格の明暗がはっきりしている

 

90点以上合格というのは、結構シビアですよね。

相当、問題に対して入念に調べないと無理な点数かもしれません。

89点… 1点でも足りなければ「フ合格」の烙印が押されてしまいます。

ここまでのシカケを見れば、この設定の意図も分かってきますよね。

実際のヤマでは、たった1つの知識や装備の不足で生死を分ける場合があります。

例えば、雨具を忘れてドシャブリに遭い、低体温症になってしまったり、

出発が1時間遅れたがために真っ暗闇の下山を強いられたり…

考えればキリがありません。

50点だった人は、雨具も地図も持たず、しかも雨に遭い、道に迷って崖から滑落…

89点だった人は、装備も下調べも万端。しかし唯一、熊除けベルを忘れて熊にバッタリ…

そんなふうに置き換えると、ちょっとゾッとしちゃいますね。

 

…とまぁ自分で作った問題であるのをいいことに偉そうに書いてしまいましたm(_ _)m

(コツコツと問題作成したので、間違われると結構ショックを受けます_笑)

(学校の先生の気持ちがよく分かりました_泣)

 

検定では皆さんのいろんな一面が見えてきます(^^)

そんなヤマニスト検定ラストは、今月3月15日から!

みなさん、頑張ってください〜!

 

 

キャプテン・ヨイチ