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一見さんお断り。とても太い人脈で運営させて頂いております。青森の山を登りましょう。

2014 11月

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2014/11/29

5:00 起床

これまでの旅で最も良く眠れた。

トマトカレーを食べ、コーヒー、GGユウコから貰った怪しい経口飲料を飲んでエネチャージした。

東北百名山、最難関とも言える飯豊山(いいでさん)。

 

これまでの山行では、いつも何かしらのおっちょこちょいをカマしていた私。

デジカメのバッテリーを本体に入れ忘れていたり、クマ除け鈴を助手席に置いたまま出発したり…

このヤマではそういうことは無しにしたかったので、入念すぎるほどにザックのパッキングをした。

 

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7:00 出発

どうせ山小屋泊になろうと、ゆっくりと出発した。

昨日の雨はすっかり止んでいた。

 

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雨上がりの深い森。そこにたった独りのクマ除け鈴が響き渡る。

これから向かう広大な飯豊の山々を想像して、かなりの緊張感が襲ってきた。

 

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7:30 ざんげ坂

序盤からグイグイの急登。それが延々と続く。

かなりの健脚向けコースであると否が応にも理解する。歴代最長の急登だった。

しかも昨日までの雨で非常に滑りやすくなっている。

 

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深い霧。幻想の紅葉樹林。

この日は逆に、美しさが山への恐怖心を増幅させた。

 

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さらに野生動物が蛇を食べた残骸を発見してしまい、背筋が冷たくなる。

それを払拭すべく、クマ除け鈴を鳴らし、柏手を大きく打った。

 

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8:00 御田の杉

広葉樹林帯にポツンと一本だけある杉の巨木。

ここまでで一気に400mの標高を登った。

 

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まだまだ続く急登。青森の山々でいつも共にあったブナの木が心の支えだ。

 

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時折、陽が差し込み、ガスを空に引き上げる。

ガスの切れ間から飯豊の山々。完全に山に囲まれていることに気が付く。

人工物は一切目に入らない。

 

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ヤマで独り、寂しくなったらそこにある自然に目を凝らす。

クモが至るところでせっせと巣作りをしていた。

こうしてたくさんの生命に囲まれていることを実感すると不思議と孤独感は無くなってくる。

そして自然の営みはいろんなことを教えてくれる。

クモが巣作りをするとき、天候は好転していく。

クモは空気中の湿度に敏感で、雨が降りそうなときは巣作りをしない。

つまりこうした巣作りが積極的に行われているようだと天気が崩れる心配は無い。

(クモの種類にもよるだろうが…)

 

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登るにつれて地面の落葉が多くなってきた。フカフカする。

 

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9:00 だまし地蔵(1,409m)周辺

青空が見えてきて、果てしなく雲海が広がる。

 

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クチベニタケ。

なぜか海外では希少種らしいが、日本ではよく見られる。

可愛らしい姿だ。

 

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9:20 地蔵岳(1,539m)山頂

天気良好。飯豊山が良く見える。

 

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10:50 御坪周辺

落葉したダケカンバから、飯豊山の美しい山肌が良く見える。

ここまで来るとかなり道も歩きやすくなった。

 

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11:50 御沢付近の清水

途中、史跡(飯豊山の穴堰)がある看板があったので行ったら、途中からヤブ漕ぎで迷走するハメに。

かなり疲弊しつつ、ようやくここまで来た。

ここの清水を飲みながらカリントウとドライフルーツをたっぷり食べた。

今回の山旅では時間の節約のため昼食を摂らず、行動食で凌いだ。

その代わり、朝夕の食事はガツンと摂った。

 

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この沢の周辺はかなりのお花畑のようで、まだキレイな花を咲かせているものもあった。

飯豊山の固有種のイイデリンドウかと思ったが、残念ながら基本種のミヤマリンドウだった。

 

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12:20 切合小屋

 

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切合小屋そばのテント場から、飯豊連峰最高峰の大日岳(だいにちだけ)を臨む。

山々にかかる雲の流れをここでしばらく眺めた。

 

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12:40 七森

紅葉、お花畑の黄葉、雲海。ため息が出るほどに壮大で美しい。

 

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13:00 草履塚(1,908m)

飯豊の山々の間に立ちこめる雲。

 

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山々を越えるアップダウンを繰り返し、早くもシャリバテ。

ここで山岳部でもっともグイグイ女子の有谷から餞別で頂いたクランチバーをかじった。

 

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13:15 姥権現

草履塚から一気に下ったところに姥(うば)地蔵があり、手を合わせた。

ここからまたさらに登りがある。

 

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13:20 御秘所

岩稜の難所である。ここは少々肝を冷やした。強風などの悪天候時は要注意だ。

 

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タカネマツムシソウ。日本固有種。

季節外れで旺盛でなかったが、美しく控えめに咲いていた。

 

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登るたびに景色は良くなっていく。

疲れも吹っ飛んでしまう。

 

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そして自分撮りにハマる。

こういうことに時間を費やしていたら陽が西に傾いてきていた。

 

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14:50 飯豊山(2,105m)山頂

完全なる雲の海。

まだ陽があったので当初宿泊予定の飯豊本山小屋をスルー、さらに御西小屋を目指すことにした。

 

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季節外れのミヤマキンバイ。

今年の飯豊山の初冠雪(10月18日)を迎えてもこうして健気に咲いていた。

 

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15:40 御西小屋

途中、ガスに巻かれて体を冷やしてしまったが、

なんとか陽の高いうちに小屋までたどり着くことができた。

誰とも出会わなかった一日。ピュアすぎるヤマでの時間だった。

 

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シーズンも終わり、管理人不在のこの山小屋。宿泊料は2,000円。

封筒に入れて投函するする仕組みで、後日領収書が送られてくる。

いくら貧乏でもこれを惜しむようならヤマニスト失格である。

 

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山小屋泊の醍醐味はやはり夕暮れと朝日のタイミングを、もろ山の上で体験できることだろう。

夕飯前にアーベントロートを見に、山小屋の外へ繰り出す。

西日に照らされ、全てがセピア色に染まる。

この日歩いてきた方向を見て、一日を振り返る。

蒸れた登山靴をセピア色にして少しでも乾かそうとする。

 

ゆっくり沈んでいく太陽を眺めながら時間の経過を一層強く感じる。

この日はかなり歩いた。

そのことがその日の熟睡を約束してくれていた。

 

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*飯豊山(2,105m)【大日杉登山口 〜 地蔵岳 〜 飯豊山 〜 御西小屋】

・累積標高 上り=1,837m、下り=487m

・歩行距離 14.2 km

 

 

 

 

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2014/11/28

8:00 米沢市ネットカフェを出発

天気予報通りの雨だった。

この日は山は登らないことにして移動日とした。

 

コンビニでおにぎりを買い、ドラッグストアで食材を買った。

登山口では長い待機時間を強いられるので、古本屋で安い雑誌を3冊購入。

 

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飯豊山の大日杉登山口へ向かう。

イイ感じの田舎道。時間もあるのでわざと田んぼ道も走ってみた。

 

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白川湖のダムのほとりを通過して、どんどん深い山に入って行く。

 

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紅葉が美しい。

 

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道幅はどんどん狭くなる。

かなり山深いところまで入ってきた。

 

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13:00 飯豊山(いいでさん):大日杉登山口

雨が降りしきる中、なんとか到着。もちろん辺りには誰もいない。

 

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登山口にある大日杉小屋。

 

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中は広い上にとてもキレイだった。

通常は管理人がいるが、すでにシーズンオフなので不在。

管理人の有無に関わらず、宿泊料は1,500円。4時間以上の休憩は300円。

 

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こっそりタダで小屋に泊まることも出来るのだろうが、心苦しいので私は車内に潜伏。

体は苦しいが、心は安らぐ。

明るいうちに食事を済ませ、ウィスキーを飲んで早々に就寝。

 

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車移動距離:47km(米沢市ネットカフェ 〜 飯豊山:大日杉登山口)

総移動距離:1271.6km

 

出費:

米沢市=967円(ネットカフェ:ナイトパック、コンビニ:おにぎり、ドラッグストア:食材、古本屋:本3冊)

合計 3,095円(総計 46,600円)

 

 

 

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2014/11/27

5:00 起床

キレイな山小屋にひとり、悠々自適。快適すぎて逆にあまり寝れなかった。

まだ暗い小屋の中でカップラーメンとコーヒーを済ませて、後片付けをした。

 

6:00 出発

小屋を出ると冷たい風が吹いていた。

鼻水をすすりながら鉄山への緩い登り坂を進んでいくと、素晴らしい光景が広がっていた。

 

雲海を照らす、幾筋の朝日。それが安達太良山を徐々に照らしていた。

冷たい空気の中、はっきりと感じる朝陽の暖かさ。

 

「ありがとう、ありがとう」

 

気が付けば目に涙を溜め、呪文のようにそう何度も呟いていた。

それは全く意識的な行動ではなかった。

 

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三度目の安達太良山への道。

これまでのヤマでは感じたことの無いような感謝の気持ちに包まれていた。

私は一体、何に感謝しているのだろうか?

それを後から考えた。

 

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その感謝の対象はあまりに大きく、それでいてものすごく些細なものである。

 

太陽の莫大なエネルギーを自転しながら受け取り続けている地球。

目の前に広がる美しさ、それを作り出す奇跡とも言える気象現象。

過去に爆裂した火山現象。この日、ここにたしかに存在し、私の肉体を載せている山。

動悸が早くなり、白い吐息が先行する。眼球を覆う涙が温かい。この実感。生命活動。

 

この瞬間を作り出した、あらゆる現象に感謝していた。

気の遠くなる程ずっと前から、どんなときも存在し、

広大な砂漠の一粒の砂よりも小さく刹那的なことである。

 

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このとき、ここで、生きている喜びを叫びたくなるほどに感じている。

その喜びに、人は神の存在を感じるのかもしれない。

 

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このとき、山岳信仰という言葉が脳裏をよぎった。

のちに調べてみると山岳信仰には教典が存在しないらしい。

強いて言われているのが、

 

「喉がカラカラに渇いているときに、一杯の冷たい水を飲む」

「そのときの気持ちをどうして人に伝えられようか」

 

ということ。

それ自体を体験するほか無いというわけである。

 

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今回の旅の意味を悟ったころ、安達太良山の山頂が見えてきた。

 

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7:00 安達太良山(1,700m)山頂

三度目の山頂。やっと展望が得られた。

風は冷たくかなり寒い。

 

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下山を始める。

朝日が一層強くなり、火山岩を立体的に照らし始める。

 

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「沼の平」越しに見える秋元湖ともお別れである。

 

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8:10 箕輪山(1,728m)山頂

アングルを変えての磐梯山と秋元湖。

若干、怪しい雲が出始めた。

 

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9:30 下山完了(箕輪スキー場)

下山時は再び史上最大の悪路を下り、急傾斜のスキー場を真っ直ぐ縦断した。

足の大きな疲労を感じた。

太陽光が強かったので、この駐車場で衣類を干したり、荷物を整理しつつ、心も整える。

次の山は、今回の山旅最難関「飯豊山」である。

 

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11:20

喜多方市へ向かう途中から雨になった。

今朝、安達太良山で降られなくて良かった。

 

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振り返り、安達太良山と鉄山を見送る。

やはりものスゴい爆裂火口である。

 

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11:50 大塩虚空蔵の湧水

鉄山・箕輪山には水場は無かった。

道中で見つけた湧き水スポットで補給する。

 

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12:20 喜多方ラーメン福島屋

ちょうど昼どき、道沿いにあったので駆け込んだ。

 

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シンプルな喜多方ラーメンを頂いた。

感じの良いおばちゃんの接客に心がホッコリした。

 

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14:20

喜多方市のコインランドリーで洗濯をして、飯豊山方向へ向かう。

雨の中、またしても峠道。

 

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15:20 いいでの湯

飯豊山の川入登山口手前の温泉に到着。

今日はここの温泉に入って、登山口で車中泊しようと目論むが問題が発生した。

 

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温泉の玄関の張り紙。

今年の猛雨災害により、復旧が間に合っていなかった。

温泉受付の人に訪ねると、登山者はここから5キロにも及ぶ車道を歩いて行ってるらしい。

 

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車道を歩いて行くのはとても疲れる。私は嫌いだ。しかも5kmも。

 

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16:00

しばらく悩んだが、このルートは諦めることにした。

他ルートの情報収集をする必要がある。

米沢市に向かい、ネットカフェに行くことにした。

 

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米沢市に入るも、ネットカフェの場所が分からない。

腹も減ったので地元の弁当屋に入り、購入ついでに道を訪ねると地図を書いてくれた。

ナビ付きのスマホ旅では味わえない、人の優しさに触れる。

そしてこういうのが旅の思い出になり、ヘタクソな地図も捨てれなくなってしまう。

 

誰もスマホやカーナビに感謝の言葉は言わない。

しかし、こうして人にものを尋ねたあとはちゃんと「ありがとう」が言える。

思うに旅や人生とは、どれだけの「ありがとう」を積み重ねれたかだと思う。

 

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21:30 米沢市ネットカフェ

久しぶりのパソコン・ネット環境。ドリンクバー。

当然、ヤマとは別世界だった。

 

ここでまず飯豊山の登山情報を調べた。すると格段に距離が短いルートを発見した。

「大日杉登山口」

このとき、吾妻山でうまく聴き取れなかったあの男性の言葉が合致した。

飯豊山はこの大日杉ルートで行くことにした。

 

ドリンクバーをがぶ飲みしながら、これまでの山旅の画像や動画のバックアップを取り、

向こう一週間の天気予報、今後のヤマへのアクセスなど調べれるだけ調べた。

山岳部の皆へ向けたFacebookも投稿した。

 

どうやら明日の天気も悪そうだ。

あまり気合いを入れてもしょうがないので、夜更かしすることに。

映画「キックアス2/ジャスティス・フォーエバー」を鑑賞して雑魚寝した。

とても下品な映画だった。

 

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*安達太良山(1,917m)【鉄山避難小屋 〜 鉄山 〜 安達太良山 〜 箕輪山 〜 横向登山口】

・累積標高 上り=230m、下り=851m

・歩行距離 7.8km

 

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車移動距離:138km(箕輪スキー場 〜 いいでの湯 〜 米沢市ネットカフェ)

総移動距離:1224.6km

 

出費:

喜多方市=1,899円(福島屋:喜多方ラーメン、スーパー:食材、コインランドリー:洗濯&乾燥)

米沢市=967円(イオン:雑貨・食材、ほかほか弁当:牛とじ弁当)

合計 2,866円(総計 43,505円)

 

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2014/11/25

5:00 起床

この日はいつもより早く目が覚め、朝飯にアルファ米と牛丼を食べた。

 

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6:15 八方台登山口

登山者カードに記入するにも用紙切れ。さらにはポストが過去のカードでパンパンだった。

 

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これから朝を迎える磐梯山の森。まずは緩やかな傾斜を登っていく。

 

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6:35 磐梯温泉中の湯跡

有毒ガス発生につき、立ち入りが禁止されている温泉跡地。

朝日がシャープに磐梯山山頂を照らしていた。

 

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ここから徐々に傾斜は厳しくなる。

登山道自体は整備されており、危険箇所は少ない。

 

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中腹からの展望。

「秋元湖」の湖雲(湖の上にできる雲海)。ダイナミックで幻想的な風景。

 

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こちらはその西に位置する「桧原湖」(ひばらこ)。

日が当たる湖水部分から徐々に湖雲が晴れていく。

 

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美しい景色を見つつも、遭遇する怖いもの。「ヤマビル」。

吸血生物、蛭(ひる)である。こんなに冷え込んだヤマでもまだ行動しているとは驚きだった。

夏場、南の地域の山に登る際は注意が必要だ。木の枝からストンと落ちてきて首に吸い付く。

その動き、容姿、質感ともに地球外生命のようにも見えて衝撃を受けた。

ストックで突いたらこのくらいの大きさに縮んだが、実際は20cmある大型だった。

幸い、青森の山には生息していない。

 

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7:30

登山道は緩やかになり、お花畑エリアに差し掛かる。

時期的に高山植物の花は見ることができなかったが、櫛ヶ峰の火山色と秋元湖の湖雲が美しかった。

 

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7:40 弘法清水 岡部小屋

「弘法清水」の真向かいにある山小屋。

山小屋と言っても宿泊はできず、食事とお土産を販売している。

 

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弘法清水から頂上まで急坂となる。振り返るたびに高度感が増す。

 

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8:00 磐梯山(1,816m)山頂

ダイナミックな猪苗代湖の湖雲。360°の眺望が得られた。

時間的に、この日はもう一山イケそうな気がして、休まずに下山。

 

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8:30

弘法清水の小屋で、餞別をくれたECKに手拭を買った。

店のご主人が番茶を出してくれて、しばらく話し込んだ。

このご主人、シャキシャキした眼光の初老男性で、いかにも山好きな感じ。

手拭のオマケか、ほうじ茶を出してくれた。

 

「百名山、やられてるんですか? 次はどちらへ?」

 

「このまますぐ安達太良山に向かおうかと。数日前に奥岳の方から登ったんですが悪天候でして…

次は別ルートで鉄山避難小屋に宿泊して向かおうと考えてます」

 

「なるほど、それなら箕輪スキー場からのルートが良いでしょう。

今日なら山にほとんど人もいないだろうし、悠々自適に小屋泊できるでしょう」

 

かなり良い話を聞けた。

インターネットが使えないスマホを持ち歩いている私にとって、こういった情報はかなり貴重だ。

 

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9:40 下山完了

八方台駐車場は満車状態。平日にも関わらず、かなりの登山客で賑わっていた。

即、安達太良山に向かった。

 

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一旦、山をおりて安達太良山へ。

大きくえぐれたU字の火山地形に吸い込まれるように向かっていく。

 

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スマホアプリ「FieldAccess」の事前取込MAPにギリギリ、箕輪スキー場付近が入っていた。

これで道迷いの心配もなさそうだ。

オフシーンで閑散としていた箕輪スキー場の駐車場で湯を沸かし、バジルパスタを食べた。

 

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12:00 安達太良連峰:横向登山口

看板の距離表示を見る限り楽勝と思ったが、このルートはなかなかに厳しかった。

序盤の森歩きでグイグイの急登になる。

この日、二ヤマ目ということもあるのかもしれないが、途中休憩をこまめに入れた。

 

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極めつけはアオモリトドマツの樹林帯に入ったあたりの粘土と岩が混じる登山道。

傾斜が急なうえに、滑りやすく、倒木や木の枝が行く手を阻んでくる。

登山者が派手に転んだような跡があちこちに見られた。

歴代ナンバーワンの難易度の高い道だった。

これまで使ったことの無い体さばきで登りながら、心の中でとても汚い罵声を上げた。

 

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悪路に辟易しつつ、振り返ると磐梯山が見送ってくれていた。

どんな道だろうが、これを登り、その先に行くしかない。

 

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13:40 箕輪山(1,728m)山頂

360°の絶景があった。

あまり来る人はいないようだが、安達太良連峰最高峰はこの箕輪山である。

 

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14:20

箕輪山から鉄山への鞍部を経由し、鉄山避難小屋に到着。

宿泊モードになるにはまだ早かったので、このまま安達太良山を目指した。

ガスがうっすらとかかり、展望はよくなさそうだったが、夕暮れ時のアーベントロートに期待した。

 

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遠目から気になったので少し寄り道をした。

「石南花(しゃくなげ)の塔」

1958年の飛行機墜落事故の慰霊碑。プロペラが象徴的だった。

 

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鉄山(1,709m)を経由して、壮大な硫黄の色彩に驚嘆する。

「沼の平噴火口」

火山ガスが発生しており、その先へは立入禁止となっている。

 

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植物限界の場所。

火星にでも来たのかのような光景。

 

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ガスがかかりつつも、美しき光景。

磐梯山からここまで来るときに、車から見たあのU字の火山地形はまさにここだと理解した。

 

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安達太良山の山頂が見えてきた。

この感じでは眺望は得られそうにない。

 

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再び、目の前にする鎖場。なんだか登らずにはいられない。

 

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15:50 安達太良山(1,700m)山頂

前回のような暴風は無いものの、展望は全く無い。

 

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16:30 日没間近というときに鉄山避難小屋に戻った。

このガスだと夕日も見れないだろう。明日に期待して食事と寝る準備をした。

ここは1996年に建設された比較的新しい山小屋でかなりキレイだった。

磐梯山の弘法清水前の小屋主人の言う通り、たった一人の山小屋泊。気兼ねなく、脚を伸ばして寝れた。

 

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18:00

眠る前に外に出てみたら、強風を伴った雨が降っていたが、あたりのガスは消えたようだった。

眼下に広がる福島市の夜景が、留まり続ける花火のように美しかった。

 

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*磐梯山(1,816m)【八方台登山口 〜 弘法清水 〜 磐梯山山頂 〜 弘法清水 〜 八方台登山口】

・累積標高 上り=744m、下り=744m

・歩行距離 7.5km

 

– – –

 

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*安達太良山(1,917m)【横向登山口 〜 箕輪山 〜 石南花の塔 〜 鉄山 〜 安達太良山 〜 鉄山避難小屋】

・累積標高 上り=851m、下り=230m

・歩行距離 8.9km

 

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車移動距離:34.2km(磐梯山登山口:八方台 〜 箕輪スキー場)

総移動距離:1086.6km

 

出費:なし

合計 0円(総計 40,639円)

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2014/11/20

5:00 起床

梅おかゆを食べ、コーヒーを飲んで支度を始めた。

駐車場から国道を少し歩き、会津駒ヶ岳:滝沢登山口へ向かう。

登山口すぐのところにはトイレがあり、そこからも狭い車道が伸びている。

この日は日曜日。混雑が予想されたので、この車道をひたすら登った。

 

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6:00

沢のせせらぎを聴きながら登山開始。

坂を登るため、ジグザグになった車道をひた歩く。

背後からエンジン音が聞こえ、登山者の車が私を追い越して行く。

それがなんともイヤになって、方角と踏み跡をを頼りに森へ入ったが、見事に崖と沢にハマり引き返した。

踏み跡は登山者ではなく、釣り人のものだったらしい。

急がば回れとはよく言ったものだ。

 

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車道の終点近く。

この先の駐車場はすでに埋まり、引き返す車とこれから向かう車のすれ違い渋滞になっていた。

 

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6:50 車道終点の登山者用駐車場

さらにこの先も道路は続いているが、一般車はここまでとなる。

朝日が紅葉を照らし始めた。

 

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会津駒ヶ岳にはまずこの階段を登って行く。

登山ポストの上で入山届けを記入するおじさん。

次の人が用紙をとるにも、投函するにも困っていた。

このおじさんも西吾妻小屋でのカップル同様、なんとも心配な登山者だ。

自分の状況、周囲が分かっていない。

 

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朝日が照りつける紅葉のヤマ。

その美しさとは裏腹にいきなりの急登。

美しさとツラさが、精神の中で互角に戦っている。

 

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ブナの黄葉。やはり黄色は青空にとても良く映える。

 

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ブナの赤ん坊たち。次世代の芽であるが、この冬を越す頃にはそのほとんどが消えてなくなってしまう。

 

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岩肌にキレイな十字を映し出したクマザサの影。

 

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ブナの樹林帯を過ぎ、アオモリトドマツの樹林が現れたころ、燧岳(ひうちだけ)が見えた。

ミズバショウで有名な尾瀬はすぐそこであった。

この距離なら次に登ってしまってもいいようなものだが、

それをやってしまうとズルズル南下して帰れなくなりそうなので次回の旅にとっておくことにした。

 

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アオモリトドマツとダケカンバの混生樹林帯。

白い樹皮のダケカンバもまた青空に映える。

 

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傾斜がなだらかになり、木道になってきた。

日陰では雪が凍り、かなり滑りやすくなっていた。

 

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8:30

視界が急に開けた。夏はかなりキレイな湿地帯なのだろう。

山小屋と山頂が見える。

 

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山小屋:会津駒の小屋。完全予約制、管理人常駐、テント泊禁止。

トイレは小屋の裏にあり、一回の使用につき100円。

 

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駒の小屋前の「駒の大池」。

ここには休憩用のベンチとテーブルがあり、会津駒ヶ岳の山頂を眺めながら癒される。

 

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池は凍みており、美しい幾何学模様を見せてくれた。

ここからは比較的なだらかに登って行く。

 

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9:10 会津駒ヶ岳(2,133m)山頂

展望はさほど良くない。ここからも燧岳が臨めた。

 

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帰り際の駒の大池。

ここはきっと夏場に来た方がゴキゲンそうだ。

 

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下山時には水を満タン補給。

登山道からは逸れ、急坂の先にあるのだが、このルート唯一の水場。

湧水量が少なく、チョロチョロ。4リットル汲むのに10分以上かかった。

 

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11:30 下山完了

このあたりは温泉が多い。すぐに温泉「燧の湯」へ。

こぢんまりとしていてとてもイイ温泉だった。

 

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温泉に入っていたら他の客が蕎麦の話をしていた。

それを聞いていたら無性に食べたくなって温泉のあとは近所の蕎麦屋へ。

このあたりは「裁ちそば」と呼ばれる、南会津郡檜枝岐村周辺に昔から伝わる郷土そばがある。

つなぎ粉をいっさい使わない生粉打ち製法で(そば粉100%)、

麺生地を布を裁つように手ごまで直角に断ち切るところからそう呼ばれたとのこと。

ヤマ → 温泉 → 蕎麦、という心身が澄んでいく王道コースをこの日は歩んだ。

 

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14:00

会津駒ヶ岳を終えて、ここからは折り返し。

北上し、磐梯山を目指す。

 

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16:00 会津若松市

この旅も折り返しになり、少し心にゆとりができてきたのか、

市街地で古着屋に立ち寄ったり、本屋で立ち読みして今後のリサーチをした。

地元ならではディスカウント系の酒屋があった。

餞別を頂いた田子のGGカチヨに会津の酒をお土産に買った。偶然にも店員さんが同じ苗字だった。

 

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17:00 磐梯山ゴールドライン

猪苗代湖を一望し、そこにいたカップルに羨望しつつ、磐梯山登山口:八方台へ向かった。

 

陽が沈みつつあったので、駐車場に着くなりバーナーで湯を沸かしパスタを茹でた。

カルボナーラにしてそれに、賞味期限が迫る卵を入れて食べた。

この日は何だかグッスリと眠れた。

 

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*会津駒ヶ岳(2,133m)【滝沢登山口 〜 会津駒ヶ岳 〜 滝沢登山口】

・累積標高 上り=1,037m、下り=1,026m

・歩行距離 8.6km

 

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車移動距離:123km(檜枝岐村運動公園 〜 会津若松市 〜 磐梯山登山口:八方台)

総移動距離:1054.4km

 

出費:

檜枝岐村=1,330円(燧の湯:入浴、お食事処「水芭蕉」:ざるそば)

会津若松市=3,306円(西沢書店:サバイバル本、キタアイダ酒店:日本酒「弥右衛門」、ウィスキー)

合計 4,636円(総計 40,639円)

 

 

 

 

 

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2014/11/18

5:15 起床

公衆トイレで肛務を済ませて、登山口:峠の茶屋駐車場まで車で移動する。

美しい朝の空が広がっていた。

 

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この日は土曜日、あたりはすでに紅葉登山客で溢れている。

あと数十分遅ければ、駐車スペースが無かったかもしれない。

 

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駐車スペースを確保し、慌てることはないので、ゆっくり梅おかゆを食べて支度した。

 

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6:30 登山開始

林を500mほど進むと既に森林限界。ガレ場となった。

気象/土壌条件が厳しい場所なのだろう。

 

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まずは那須岳三山のひとつ「茶臼岳」に向かう。

天気が素晴らしい。

 

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茶臼岳は活火山。噴煙が勢いよく吹き出ている。

 

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ヤマの夜は冷え込む。朝はこうした立派な霜柱を見れる。

 

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7:30 茶臼岳(1,898m)山頂

岩手山ほどでは無いが、御鉢回りができる。

 

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茶臼岳から来た道を下って戻る。

目指すは前方の山々。

ちなみにここの鞍部は強風の通り道として有名。前線が通過するときは人が吹き飛ばされるとのこと。

そのため、ここの小屋「峰の茶屋跡避難小屋」は宿泊禁止。休憩のみ。

 

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秋は花時期ではないが、こうしたイネ科のススキ系植物が陽を浴びて輝くのもまたイイと思う。

 

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先ほどの小屋を過ぎ、剣ヶ峰(1,799m)とトラバースしたあたりから徐々に危険な岩場になっていく。

画像前方の岩斜面を進むことになる。

 

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急なガレ場。階段状になっており、鎖も設けられてはいるが、上からの落石に注意したい。

 

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8:30

危険なガレ場を越え、少し寄り道すれば朝日岳(1,896m)も登頂できる。

 

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9:00 「清水平」

夏場なら心地良さそうな湿地帯。氷が張っていた。

 

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9:15 三本槍岳(1,917m)

ここが那須の最高峰。

「槍」と名が付くが非常になだらかなヤマ。昔、3つの藩(会津、那須、黒羽)境目だったことから由来。

山頂付近は登山客が多く、落ち着けなかったので行動食だけ摂って下山した。

 

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下山中、那須の山を振り返る。

登山口から30分もかからず、こうした景色が拝めるのもこの那須岳の人気の理由だろう。

 

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11:00 下山完了

登山口付近の狛犬に手を合わせた。

 

不思議なことにこの山旅で、こうしたものに手を合わせるようになった。

私は元々そういうことをしない人間なのだが、ヤマに登れば登るほどなぜか自然とそうなった。

 

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下山するなりすぐ移動したが、那須の紅葉渋滞に巻き込まれた。

登山客、ロープウェー客がこの日とばかりにこのヤマに集まってくる。

 

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13:50

途中の道の駅でやきそばとトマトを食べて、次の「会津駒ヶ岳」へ向かう。

 

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車の中では登山に使うハイドレーションをそのまま利用した。

これはチューブさえ気にならなければ車内でも有用だ。

 

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14:20 「屏風岩」@檜枝岐村

国道沿いにある名勝地。紅葉と相まってとてもキレイだった。

ちなみにこの檜枝岐村(ひのえまたむら)は日本一人口密度が低いところとしても知られている。

大きな山々にわずかな人が住んでいる。スゴくステキな場所だった。

 

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15:00

檜枝岐村の運動公園に到着。

登山口そばにも駐車場があるようだが、ここにも登山者向けの駐車場がある。

陽が高いうちに辿り着けたので、車内の大整理とザックを日干し。

ここまで来るとかなり機能性を備えた車内収納になってきた。

明るいうちにお湯を沸かし、アルファ米とレトルトカレーを食べ、ウィスキーを呑んで車内で就寝。

 

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*那須岳(1,917m)【峠の茶屋登山口 〜 茶臼岳 〜 朝日岳 〜 三本槍岳 〜 峠の茶屋登山口】

・累積標高 上り=878m、下り=856m

・歩行距離 11.4km

 

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車移動距離:110km(那須マウントホテルそば 〜 峠の茶屋登山口 〜 檜枝岐村運動公園)

総移動距離:931.4km

 

出費:

下郷町=480円(道の駅しもごう:やきそば、ミニトマト)

合計 480円(総計 36,003円)

 

 

 

 

 

 

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2014/11/16

5:15 起床

昨夜は蔵王で過ごした夜並みの暴風に加えて雷雨だったが、朝になるとあたりは静まり返っていた。

朝焼けが美しい。

上空には厚めの雲。

 

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数日前に「道の駅とうわ」で買った梅干し。

これをアルファ米に混ぜて梅粥にして朝食とした。

 

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6:30 登山開始

あだたらスキー場のリフトに沿うように登るルートを選択した。

少し登って振り返ると、太陽と雲が何とも言えない光景を作り出していた。

 

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「五葉松平」を経由して登って行く。

紅葉もさることながら、岩と多様な樹木がまるで日本庭園のようだった。

 

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7:30 「薬師岳」見晴し台

このあたりまで登ってくるととても風が強くなった。

カメラを構えていると、静止できずよろけてしまう。

陽は時折差すものの、山頂方向はガスに覆われている。

 

ちなみにこの近くまで下からゴンドラで上がって来れる。

 

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強風により、この日はゴンドラは運行中止。

一路、山頂を目指す。

ガスに混じり、ポツリポツリと雨が当たってきた。

 

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寒さに耐えた「アカモノ」を見つけた。

八幡平の後生掛温泉付近でも見かけた高山植物だ。

 

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あたりは徐々に開け、ガレ場のような感じに。

風を遮ってくれるものが無く、強く、冷たいガスに吹かれる。

グローブをしても手がかじかんでくる。インナーグローブも必要だった。

指を温めるために、ストックを握ったり離したりしながら登る。

 

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8:40 山頂付近

強風によろけながら鼻水を垂らし、なんとかここまでやってきた。

ここまでの山旅でもっともツラい時間だった。

 

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こんなときに登頂しても何も見えないのだが、折角来たので頂を目指す。

目の前に立ちはだかる鎖場。

 

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強風に煽られて転落したらマズい。

あたりには私一人しかいない。この状況でケガをするのはいけない。

ザックを岩の陰に降ろして慎重に岩場に向かう。

 

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9:00 安達太良山(1,700m)山頂

恐ろしいほどの突風を伴った強風。立つ事ができず、四つん這いで登頂した。

ただの意地でしかない。

 

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後日リベンジを決め、早々に下山ルートへ向かう。

強風とガスに翻弄されながらも眼に飛び込んでくる光景。

ここは天候と時期が良ければ相当にステキなヤマだと確信した。

 

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ガス帯を抜けると信じられないくらいに穏やかな天候へと変わる。

何人かの登山者と鉢合わせし、この先の強冷風のガス帯について伝えた。

このあたりでも帽子が飛ばされるくらいの風が吹いていたので、皆なるほどと来た道を戻って行った。

 

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安達太良山系も活火山帯。温泉源付近は火山性ガスが発生しており立入禁止。

この日は調査の人たちが奥で作業をしていた。

 

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10:20 「くろがね小屋」

完全予約制の管理人がいる山小屋。太陽光パネルで電気を供給し、すぐそこから引いた温泉にも入れる。

ここの1階休憩スペースで、行動食をボリボリと食べ、衣類を薄手に切り替えた。

 

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小屋の中はレトロなロッジという感じ。すごく雰囲気が良かった。

定員50名。宿泊料金は1泊2食付きで6,000円くらい、素泊まりで4,000円くらい。

日帰り入浴もできて410円。子どもは少し安く利用できる。

詳しくはコチラ

 

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10:50 「金明水」

くろがね小屋から少し下ったところにある。ここで全ての水筒を満タンにした。

 

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下山ルート「勢至平」(せいしだいら)は車も通る道のため、凹凸も少なく歩きやすい。

多くの登山者はこちらを利用するようだ。

 

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11:30 「奥岳遊歩道」

ちょっと退屈な道だったので、途中からへこの脇道に入った。

遠回りにはなるが、渓流沿いを歩ける心地よい道だ。

 

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紅葉 × 渓流 × 滝。これは最高のコンボだと思う。

 

 

 

 

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遊歩道の途中に清水もスゴい勢いで溢れていた。

直接この水に口を付けてがぶ飲みした。

 

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炭焼き跡。こうしたものもしっかりと残っている。(石蓋付き)

 

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12:00 下山完了

駐車場付近の建物沿いに水道があり、ここで靴やスパッツを洗った。

ブラシまで備え付けられており、登山者ウェルカムな感じが有り難かった。

今回の旅で登った山々は、百名山ということもあるだろうが、こうした登山者への気遣いに触れる事が多かった。

 

ヤマに登れば、そこのヤマに対して嬉しくなる。

そしてヤマから下りれば、そこのヒトに対して嬉しくなれればさらにイイ。

「ここに来てくれてありがとう」、それを感じた。

青森の八甲田山は? 岩木山は? ちょっと想いを巡らせてしまった。

 

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13:40 「郡山温泉」

次へ移動する事を優先して車を走らせたら、昼飯も温泉もスルーして郡山市まで来てしまった。

ここで一度、ゆっくり入浴して落ち着くことにした。日帰り入浴400円。

ここの露天風呂は屋根が無く、青空を眺めながらゆっくりと浸かった。

雲の流れが速い。安達太良山がスゴいことになっていたのも頷けた。

風呂上がりに売店で串団子を6本(200円)買って食べた。

 

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14:50 「WILD-1 郡山店」

折角なので青森にはないアウトドアショップへ。

品揃えが豊富で自社の格安グッズも取り扱っているイイお店だった。

ここで必要なものと、旅の影響で衝動買いをした。

 

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16:50

アウトドアショップでは、買うつもりの無い商品まで吟味してしまい、ついつい長居をしてしまう。

次の那須岳へ向けて車を走らせた。

 

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18:00 白河市コインランドリー

ここまで洗濯もせず、ダマシダマシ乾かしては履いていたトレッキング衣類もまぁまぁ限界だった。

道に迷ったついでに見つけたこの場所に駆け込んだ。

 

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20:00

夜も遅いので峠道ではなく、国道をひた走った。

 

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20:50

那須マウントホテルそばのパーキングエリアに到着。

車内でお湯を沸かしてレトルトカレーを食べて就寝。

だんだんこの生活に慣れてきた。

 

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*安達太良山(1,700m)【奥岳登山口 〜 安達太良山山頂 〜 くろがね小屋 〜 勢至平 〜 奥岳登山口】

・累積標高 上り=792m、下り=786m

・歩行距離 9.8km

 

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車移動距離:120km(あだたら高原スキー場 〜 郡山温泉 〜 WILD-1(郡山店)〜 那須マウントホテルそば)

総移動距離:821.4km

 

出費:

本宮市=3,561円(給油)

郡山市=400円(郡山温泉:入浴、串団子)、16,437円(WILD-1:トレッキングパンツ、インナーグローブ他)

白河市=1,123円(スーパー:レトルト食品、乾燥食材、酒類)、700円(コインランドリー:洗濯&乾燥)

那須町=338円(コンビニ:おにぎり、お菓子)

合計 22,559円(総計 35,623円)