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一見さんお断り。とても太い人脈で運営させて頂いております。青森の山を登りましょう。

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22days, 16mountains:14日目(10月24日)「飯豊山」(復路)

2014/12/01

4:30 起床

はやる気持ちからか、早くに目が覚めてしまった。

バーナーの火を点けてアルファ米のおこわを食べ、熱いコーヒーを飲んだ。

 

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5:20

ザックのパッキングもそこそこにして御西小屋の外に飛び出して見ると、

恐ろしいくらいに深く紅い朝日が昇ってきていた。

 

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5:30

これから向かう、飯豊連峰の最高峰:大日岳の方向も徐々に明るくなってきた。

 

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5:50 出発

地面には10cm近い、立派な霜柱が立っていた。

 

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昨日の夕焼けとは逆方向からオレンジに染まる大日岳。

 

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足下には季節外れのハクサンイチゲが弱々しくも逞しく花を咲かせていた。

高山植物のこういう姿に感動し、歩みが強くなることはしばしばである。

 

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ガスがまるで生き物のようにゆっくりと山肌を昇り、谷へおりていく。

先人たちはヤマのこの姿に龍を見たのかもしれない。

 

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6:50 大日岳(2,128m)山頂

広がる雲海。山肌を強く冷たく撫でるガス。

ガスの晴れ間を待ったが、強風と体温低下により諦めて来た道を戻った。

 

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ガスに巻かれながらも日差しが明るく照らす。

人生初のブロッケン現象を体験したが、画像だとイマイチだった。

ガスの中で粘って撮影したら恐ろしいくらいに体を冷やしてしまった。

 

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ガス帯を抜けて振り返る。

ガスの帯がものスゴい勢いで尾根を越えていく。ホントに龍のようだった。

 

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寒々した稜線にいまだ健気に活動するバッタ。

すっかり変色してしまって「生ける佃煮」だった。

 

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9:10 飯豊山(2,105m)山頂

GGカチヨから頂いた「TAKARA」Tシャツを着て撮影。

とても寒かったが、スポンサーなのでちゃんとロゴを見せなければいけない。

 

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太陽が上昇するに従って、ガスも晴れてきた。

飯豊の山々がハッキリと見渡せて、改めて他の山とはスケールが違うことを実感した。

体感だが、この飯豊連峰は八甲田山の10倍くらいの大きさに感じた。

 

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11:10

御沢の清水のあたりまで下ってきた。例の如く、ここで全ての水筒を満タンにした。

ここからの下山ルートにも清水スポットはあるのだが、道から少々外れる上、険しい傾斜地になる。

多めに行動食を摂り、昼食とした。

天気は快晴。ここまで下るまでにも数多くの絶景を臨むことができた。

 

 

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一気に坂道を下る。

ストックの扱いにも相当慣れ、走るように下れるようになった。

 

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14:00 下山完了

大日杉小屋の前のシュウメイギクが美しかった。

 

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15:10 がまの湯

長くヤマにこもったので下山後は北上しながら道沿いの温泉へ。

平日ということもあり、貸し切り状態で露天風呂に浸かれた。

このままゆっくりこの旅館に泊まりたいところだがそうもいかない。

次の朝日岳へ向かう。

 

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17:30

道に迷いながらも朝日岳に近付いてきた。

最もポピュラーとされる朝日鉱泉そばの登山口を目指すが、どうやら問題発生である。

土砂災害により、大きく迂回するハメに。しかも砂利道である。

登山よりもこういう困難にブチ当たるのがツライ。

 

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18:00

早起きしてすでに眠い中、独り山道を進む。

一体どれだけこの迂回の砂利道を走っただろうか。

真っ暗な凸凹の蛇行した山道、10kmくらいをひたすら徐行。

人里から遠く離れた山。野良猫、ウサギ、タヌキ、キツネと、クマ以外は万遍なく遭遇した。

 

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18:30

朝日鉱泉まであと数キロというところで悲劇が。

災害復旧工事のため、これ以上は車で行けなくなっていた。

朝日鉱泉に行くには、ここの手前に車を止めてそこから道路を無理くり歩いて行くしかない。

明日は週末なのに、周囲に他の登山車両も見えない。孤独感が襲ってくる。

眠い。腹も減った。この山中で車を止めて、ラクになりたかった。

 

ハンドルに頭をこすりつけ、明日のことを考える。

ここから歩いて登山口まで行くのか。相当なロスになる。

疲れた体にムチを打ち、朝日鉱泉とは真逆の方角、古寺鉱泉の登山口を目指すことにした。

 

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19:00 朝日岳:古寺鉱泉登山口

幸い、途中から舗装道路になり、ここまでのちょうど良い道があった。

元の砂利道に戻らずに済み、最小限のドライブで辿り着けた。

駐車場も広く、周囲には翌日の登山を控えてるだろう、車が10台ほど止まっている。

えも言われぬ安堵感に包まれた。

 

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20:00

安心したのもつかの間、さらなる悲劇が訪れる。

アルファ米の晩飯を済ませ、行動食をツマミにウィスキーを飲んでいたときだった。

奥歯の被せものが外れてしまった。

 

オリジナルのミックスお菓子がジップロックの中で奇妙な化学変化を見せていた。

カリントウが溶け出し、甘栗を浸食。さらにそこに芋ケンピが絡み付き、

全く想像していなかったキャラメル感を表していたのだった。

三位一体の絶妙な粘着力は奥歯で猛威をふるい、私の奥歯の金属を見事にはぎ取ってしまった。

 

「一体なぜ? こんなときに?」

 

夢であって欲しかった。

 

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*飯豊山(2,105m)【御西小屋 〜 大日岳 〜 飯豊山 〜 地蔵岳 〜 大日杉登山口】

・累積標高 上り=763m、下り=2,112m

・歩行距離 18.7 km

 

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車移動距離:102km(飯豊山:大日杉登山口 〜 がまの湯温泉 〜 朝日鉱泉付近 〜 古寺鉱泉)

総移動距離:1373.6km

 

出費:

西置賜郡飯豊町=400円(がまの湯温泉いいで旅館:日帰り入浴)

合計 400円(総計 47,000円)

 

 

 

 

 

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YOiCHi
山岳部代表。 経済力以外のすべての力を兼ね備えた変態。 不信任案が出ましたらすんなり次世代に譲ります。

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