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一見さんお断り。とても太い人脈で運営させて頂いております。青森の山を登りましょう。

Tips(ヤマあれこれ)

マメ知識


  • *気温の低下について
    • 山を登ると下界よりも涼しく感じないでしょうか。
    • 標高100m上がるごとに0.6℃の気温が下がります。
    • さらに風が吹いていれば体感温度は、風速1mごとに1℃下がります。
    • 高い山に登る時は防寒対策もシッカリ。
  • *水分摂取量について
    • 山行で必要な水分 = 5 × 体重(kg) × 行動時間(hour) で表されます。
    • つまり1時間に体重1kgが5mlの脱水を起こすわけです。
    • 50kgの人が8時間の登山をしたら、2000mlの水が必要になるわけです。
    • この数値は荷物の重さや季節、標高で変動することはほとんどありません。
    • 喉の渇きを感じたときにはすでに脱水症状が始まっています。
  • *アンダーウェアついて
    • 綿素材は汗などの水分をぐんぐん吸収してなかなか蒸散させてくれません。
    • 通気がよく、蒸散作用を促してくれる素材(ポリエステルなど)がオススメです。
  • *遭難事故について
    • 遭難事故の圧倒的な原因は「道迷い」です。
    • かならず地図(できれば1/25,000縮尺)や現在地の分かるGPS機器を携帯しましょう。
    • 常に「遭難した時の場合」を想定した準備をしましょう。
  • *高山病ついて
    • 頭痛、吐き気、眠気などの症状で、標高2000m以上の山で起こります。
    • 青森県には2000m以上の山はありません。
    • つまり登山中の体調不良は、自分自身の体調管理&運動不足だったりします。
    • 高山病を防ぐにはとにかくたくさん呼吸をして酸素を体内に取り込むしかありません。
    • 症状が出てきても立ち止まったり、横になって休んだりせず、ゆっくり体を動かしながら呼吸を意識してください。

ヤマ用語(五十音順)


  • *アイゼン
    • 鋭い金属の爪がついたスリップ止めの金具。登山靴の底につけます。
    • 夏でも雪渓がある岩木山や八甲田山で活躍します。
  • *アーベントロート
    • ドイツ語で「夕焼け」の意。
    • 夕暮れ時に雲や山肌が紅く染まる風景のことを言います。
  • *鞍部(あんぶ)
    • 山頂と山頂を結ぶ稜線上で、標高が最も低くなった部分。
    • コル、乗越しとも言われます。
  • *浮き石
    • ぐらついている石。
    • 体重をかけると落ちてしまったり、うっかり踏むとバランスを崩したりします。
    • 滑落や落石の危険が有るので注意をしましょう。
  • *雲海
    • 雲の上まで登り、山頂や尾根からの眺めが、雲が海のように山や谷を覆い尽くしている様。
    • 雲の海の様に見えること。気分サイコーです。
  • *エスケープ
    • 逃げること。縦走中に予定を変更して下山すること。
    • また一時的にその場から非難すること。
    • 縦走ツアーの場合、なるべくエスケープルートを設定します。
  • *お花摘み
    • 女性が山の中で用を足すこと。大小問わず同じ使い方をします。
    • 同行する女性が「お花摘みしに行ってきます」と言ったら微笑ましく見送りましょう。
    • ちなみに男性は「キジ撃ち」、トイレットペーパーを「キジ紙」とも言います
  • *尾根
    • 谷と谷に挟まれた山地の一番高い部分の連なりのこと。
    • 山稜、稜線とも言います。

  • *笠雲
    • 山頂に笠、あるいは帽子の様にかかっている雲。これがかかると天気は下り坂になるかもです。
  • *ガレ場
    • 大小さまざまな石がゴロゴロ散乱しているところ。
    • 八甲田山の大岳や、岩木山の山頂付近がそうなってます。
  • *キジ撃ち
    • 男性が山で用を足すこと。大をオオキジ、小をコキジと区別します。
  • *グランドシート
    • 地面からの湿気や温度を遮断するため、テントの下に敷くシート。
  • *ケルン
    • 積石。石塚。ピラミッド型に積んだ石。道標、登頂記念、慰霊、様々な意味がある。
  • *ゴアテックス
    • 米国ゴア社が開発した素材。透湿性防水素材。
    • 現在では、雨合羽から靴、手袋などいろいろな所に使われている優れもの。
    • 少々値が張ります。

  • *ザイル
    • 登山用の綱。ロープ。
  • *三角点
    • 三角測量の基準点。1等三角点から4等三角点まであります。
    • 山頂に必ず三角点があるとは限りません。
    • 見通しの良い所なら、山頂でなくても三角点があったりします。
  • *シェルト
    • 小型で軽量の簡易テント。ツェルトとも言います。
    • 非常用に携行したりしますが、居住性はイマイチです。
  • *縦走
    • 頂上から頂上へいくつかのピークを順に結んでいくコースを取る登山。
    • 登山では基本的な登り方だが、時間や日数がかかる。
  • *シュラフ
    • 寝袋のこと。
  • *スパッツ
    • 膝下からくるぶしまでを覆うアイテム。ゲイターとも言います。
    • 靴の中に雪、雨水、小石などが入るのを防ぎます。
  • *雪渓
    • 無雪期になお、沢や谷間に残雪があること。またはその沢のこと。
    • 八甲田山、岩木山は6月でも余裕でまだ雪が残っています。

  • *テラス
    • 岩の段地になっている部分で腰を下ろせる位の広さのもの。
    • 岩壁ではやや広いバンドをテラスと言います。
  • *テルモス
    • 魔法瓶。
    • 冬には重宝するが、中身が少ないのですぐに無くなってしまいます。
  • *登攀(とうはん)
    • よじ登ること。主にクライミングで使われます。
  • *トラバース
    • 斜面を横に移動すること。
  • *トレース
    • 踏み後を辿ること。
  • *トレイル
    • 登山者が通っているうちに自然に踏まれ、道が出来ていること。
    • 踏跡。また、登山道を米語ではtrailと言います。
  • *トレッキング
    • 元々は移住の意。山用語では、ゆっくりと長い期間、山麓を歩くこと。
    • 山頂に達しない山歩き。ハイキングの意味で使われることがあります。

  • *ナイフエッジ
    • 著しく痩せた岩稜。鎌尾根とも言います。
  • *抜戸(ぬけど)
    • 山崩れをする事を抜けると言い、崩れたところをヌケドと言います。
    • ドは所の意。また山崩れで押し出された土砂をヌケドと言うこともあります。

  • *バーナー
    • ガスやガソリンの火気。ストーブ。コンロ。
  • *早寝早立
    • 早く寝て、早く起きて出発すること。
    • 山では午前中に行動するのが基本。
    • 午後は気温が上昇し、雲(ガス)が発生しやすく、雨が降る確率も高いです。
    • 本来夏季は朝3時に起床して、5時位に出発するのがグッド。
  • *ピッケル
    • 雪山に使用する道具で、ピック(つるはし)、ブレード(刃)、シャフト(枝)、スパイク(石突き)で構成
    • 氷雪の足場切りや滑落した時の停止に用います。
  • *ビバーク
    • 露営、野営。
    • 山小屋を利用せず、テントやツェルトあるいは石室や雪洞などを利用して夜を過ごすこと。
  • *ビブラムソール
    • 靴底メーカーとして有名なビブラム社が開発しました。
    • タフで長持ちするラバーソールが特徴で、滑りにくくグリップが良いという定評があります。
  • *ヒュッテ
    • 山小屋のこと。
    • 日当りが悪いヒュッテは結構カビ臭いです。
  • *ブッシュ
    • 薮(ヤブ)。
    • 薮漕ぎはとても疲れます。
  • *フライシート
    • テントの上にかける雨除け用のシート。
  • *ペグ
    • テントの張り綱を固定するため地面に打ち込む杭や金具。
  • *ヘッドランプ
    • 頭にゴムバンドで固定できるようにした懐中電灯。
    • 両手が使えるのでキャンプなどでは非常に便利です。
  • *ボルダリング
    • 岩登りの練習。
    • 飛び降りても怪我をしないような高さの岩に、ロープを付けずに下にマットを敷いて登ります。
  • *ポンチョ
    • 元々は南米住民の外套。
    • 四角い織物の中央に首を通す穴が開いている簡単な雨具。
    • モノによっては、つなぎ合わせてグランドシートや簡易テントにもなります。

  • *巻く
    • 稜線をだどるのではなく、山腹を巻き気味に進むこと。
    • 迂回路を進むこと。からむとも言う。
  • *マタギ
    • 山に入って狩猟を専業とする職業集団。
    • 東北地方の山岳沿いで呼ばれています。
  • *木道
    • 木で出来た道。湿地帯や道の悪いところに設置。
    • 八甲田山の田代湿原や毛無岱にあります。
  • *モルゲンロート
    • 朝焼け。特に朝日で山が赤く輝いている様を言います。
    • これに対し「アーベントロート」は夕暮れ時の状態です。

  • *山ヤ
    • 山の好きな人。趣味で山をやっている人。
    • 山を売っている訳ではないのです。登山家の意味で使われる場合もあります。岳人。
  • *呼び子
    • 笛。ホイッスル。

  • *
    • 落石のこと。
    • また落石の発生を他の人に知らせる時に叫ぶ言葉「ラークッ」。
  • *ラッセル
    • 深い積雪の中を、雪をかきわけ踏み固めながら進むこと。
  • *リッジ
    • やせた岩尾根のこと。特に鋭いものはナイフリッジと呼ばれます。
  • *リングバンデリング
    • 濃霧のために先が見えず、同一の地点をグルグル回ってしまうこと。
    • 広く平らな所でやってしまうことが多いです。
  • *レイヤード
    • 重ね着。暑くなったら一枚脱ぎ、寒くなったら一枚着ます。
    • 寒さ暑さを調整すること。
  • *廊下
    • 垂直に近い岩壁の間を流れていく渓谷。
    • 白神山地の奥地の沢行では出会うかもしれません。

  • *ワカン
    • 深雪を歩くときに、靴底に着けて使用するワッカ状の道具。
    • 足が雪に潜らないようにする履物。わかんじき、かんじき、かじき、わっぱとも言われます。
    • アメリカ製のスノーシューとは異なる日本独自の履き物。
  • *悪場
    • 足場が悪い所や、技術的に困難な場所。通過するのに高い技術を必要とします。